Kazuo Kaneko
自身の保険契約を通して、保険に関する様々な疑問と向き合う。その経験を今後の人生に生かすべく、約3年間行政書士事務所にて債務整理・相続相談等の業務で下積み・勉強の後、FPに。現在は個人相談の傍ら、セミナー、資格取得講座の講師などに従事。

保険はむずかしくない!

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社会人になりたての頃、会社に保険会社のセールスレディーが来て、なんとなく「生命保険」に加入してしまった人は結構多いのではないでしょうか。若いうちは、とりたて将来のために生命保険の必要性を認識する機会がないかもしれません。でも、結婚をすることになったり、子どもが生まれたりと、自分のライフステージが大きく変わる時期があります。守るべきものが増え、責任もこれまで以上に大きくなると、「保険に入っておかなければ・・・」などと、ある種の義務感のようなもが湧きあがります。このように保険とは不思議なもので、入っていれば安心感が生まれます。ここまでのことは誰もがわかっていることですが、いざ保険に加入するとなれば、「面倒くさい!」「わかりにくい」といった嫌悪感を抱きがちです。

確かに、生命保険の設計書や保険証券を見てもわかるように、漢字を多く使った細かい文字の羅列。これを目にしただけで、読む気が失せてしまうものです。セールス担当者から説明を受けても、その時は何となくわかったつもりでも、家に帰って山のような説明書を読むと難解だらけ。どこが大切なのかわからなくなってしまうのが通例です。

そもそも日本の学校では、生命保険の入り方やどこの保険をどう選べばいいなんて、実用的な話を一般の講義でまず教えていないでしょう。あったとしても、保険のセールスが基本的に学ぶレベルで終わりです。結局、自分から関心を持って、門をたたかない限り、誰も教えてはくれません。さらに、問題意識を持って、学ぶ姿勢がないことには、必要な情報を集めることもできないわけです。

今や巷に出回っている生保の商品はごまんとあります。一体何種類くらいあると思いますか? 生命保険の会社の数を考えても、200はある? いえいえ、とんでもございません。生保の商品自体はそれくらいあるかもしれませんが、種類だけで見たら「たったの3種類」。「死亡保険」「生存保険」「生死混合保険」の3種類が、いろんなネーミングをつけられて売り出されているのです。それがわかりにくい、むずかしいの根源になってしまっています。生命保険は基本さえわかれば、決してむずかしいものではありません。たとえ、いくつもの保険が抱き合わせになった商品でも、ひとつひとつを分解してみれば、その保険がどういう内容で、保険料をいくら支払わないといけないのかがわかってきます。さぁ、これからは生命保険に対する先入観を捨てて、自分のために保険を学び、役立てていくようにしましょう。